OKI'S DIARY 2018
このペ−ジはOKI自らが綴るコ−ナ−です。内容は随時更新されます。OKIが発信する生のメッセ−ジを感じて下さい。
感想や反響はファンメ−ルにてお願いします。

#601  20181227()
今年も一年サンキューでした!

年の瀬。振り返れば幸福感多き濃厚な一年だったなぁとあらためて感謝。
今は来年4月にリリースされる結成35周年アニバーサリーアルバムの
監修作業を進めているところ。今回の作品はビーツにとって初の試みとなる
バラードセレクションというコンセプト。来月のマスタリング作業に向けて
メンバー・スタッフ等へのリサーチでも、予想以上にいろんな曲が候補に
挙がってきて驚いたり嬉しかったり。大いに楽しみながら仕事を進めている。

『魂のクロニクル』という作品もそうだったが、おそらく聴く人それぞれの
人生のいろんな節目節目や記憶に刻まれた場面に立ち合ったであろう曲達。
同じ時代を生きて、長い時間を共に過ごしてきた中で、心に刻まれたり
心の奥に寄り添い沁み込んで溶け込んでゆく歌たちというものがある。
またみんなの思い出のバラードナンバーなども寄せてもらえると嬉しいね。

そんな中、偶々先日事務所に届いた一通のメール。少し紹介させてもらうね。
「今回初めて原爆ドームに行くことができました。ビーツの20周年パンフを
思い出しながら、OKIさんと同じ場所に立っていることにしみじみと自己の
自衛官としての責務の重さに改めて身震いを感じていました。
今から30年前の日清パワステのラジオで流れたライヴの『世界一悲しい街』は、
間違いなく、自分の人生において、強烈な影響を与えました。
自衛官として生きる決意をしたのは紛れもなくあのライヴのこの曲です」

まさにアーティスト冥利に尽きる。なんと嬉しくありがたいことか。
自分の知らない所でこんなふうに曲を聴いてくれていた人もいるのだなぁと。
この自衛官の方は豪雨災害のJR呉線の復旧任務で今回広島に行かれたご様子。
こういうファンの方々の人生にまつわるエピソードの一つ一つの積み重ねに、
俺達こそ逆にいつも力をもらい、音楽の力を信じて生きてこれたのだ。
――ちなみに本文中の「30年前の日清パワステ」というのが今度22日に
再現ライブをやる「ビーツ平成初ライブ」だったやつのことだね。
当時TVKのテレビで流れたのは記憶にあったけど、そういえばラジオでも
全国ネットでオンエアされたんだったなぁと、おぼろげながら思い出した。

今に繋がる記憶の共有は、共に時を経た大人だけに許された密かな醍醐味。
若い時には感じ得るはずもなかった新たな浪漫も発見も楽しみもあるね。
大いに熱く意気盛んに生きればいい。二度とはない今、二度とはない人生を。
残された時間の多寡など関係なく、要は志を全うして生き切るか否かだ。
来年も頑張っていこう。みんな、今年も一年熱い応援ありがとうございました。
次は2019年、ビーツ結成35周年イヤーで。旅空の下でまた会いましょう!

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