OKI'S DIARY 2018
このペ−ジはOKI自らが綴るコ−ナ−です。内容は随時更新されます。OKIが発信する生のメッセ−ジを感じて下さい。
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#600  20181219()
THE SHOW MUST GO ON

ツアーが終わって10日ほど。諸々の雑務や打ち合わせに年末の呑みなど、
それなりにバタバタと、それなりにゆるゆると、師走の雑踏に紛れる日々。
先日、QUEENの伝記映画『ボヘミアンラプソディー』を漸く観てきた。
何故だか知らないが世間一般のメディアでも派手な大宣伝が為されており、
空前の大ヒットになっているとか。平日の昼間、老若男女ほぼ満席で驚いた。
明らかにロックとは無縁そうなお一人様女性やご老人夫婦なんかも多々。

俺達世代の洋楽を聴いていた人達にはQUEENは当たり前のように通った道で、
中学・高校とほぼ全作品聴いていた。最初は中学1年の頃、ラジオで聴いた
「キラークイーン」が好きで、本格的にハマったのはご多分に漏れずやはり
ラジオで聴いた「ボヘミアンラプソディー」が衝撃的な名曲だったからだ。
すぐ中古レコード屋に走り「ボヘミアンラプソディー」が入っているアルバム
『オペラ座の夜』を最初に買った。それから『世界に捧ぐ』とか『JAZZ』とか。
新作の『THE GAME』が発売されて音の変化に結構戸惑ったが好きは変わらず、
「地獄へ道連れ」のあの有名なベースラインは今でも完璧に弾けるほど()
とはいえ当時から自分にとっての憧れのフェイバリットは断然クラッシュで、
それは「この音やスタイルなら自分にもできそうだ」と思わせてくれたから。
QUEENはなにせ真似できない難しい名曲揃いのメガバンドという感じだった。

映画を観ながら俺も大昔のいろんな記憶が呼び起こされて懐かしかった。
懐かしい好きな曲達のオンパレード。やはり音楽は理屈抜きで琴線を揺らす。
QUEENには十代の頃と、もう一つこれはプロになってからの思い出がある。
1990年秋にビーツの「BARRIER CRASH」の仕事でロンドンに行った時のこと。
俺達はエンジニアのスティーブ・ナイとメトロポリススタジオという所の
Mixingルームで作業をしていたのだが、そのとき同じスタジオでQUEEN
レコーディングをやっていて、2週間作業して2週間オフというスパンとの
ことでその日は残念ながらメンバーは居なかったのだが、QUEENの楽器類は
全てセッティングされており、ブライアン・メイのあの有名なカスタムギター、
フレディ・マーキュリーのマイクセッティングも全部そのままそこにあった。
アシスタントがブースの中に入れてくれたので勿論触りまくったよ()
写真も沢山撮ったのに何故か昔からこの日の写真だけ行方不明なのが残念だ。

ちなみにこの時の作品が翌1991年に発売されたアルバム『イニュエンドウ』で、
ブックレットにメトロポリススタジオの名を見つけた時は凄く嬉しかった。
あのとき間違いなく同じ場所で同じ時に同じ空気を吸っていたのだなぁと。
そして同年11月、フレディ・マーキュリーはAIDSによる肺炎で亡くなった。
つまり俺はフレディが死ぬ1年前に彼のヘッドホンを付けて彼のマイクで歌う
真似事をしてはしゃいだのだった。なので今でも「WE ARE THE CHAMPIONS」や、
このアルバム『イニュエンドウ』の収録曲「ショウ・マスト・ゴー・オン」を
聴くたびにこの時のことをまるで昨日のことのように懐かしく思い出す。
ショウ・マスト・ゴー・オン。――そう、ショウは続く。幕引きはまだ先だ。

追伸。映画の中でメンバーがマネージメントと初めて会うシーンがあるのだが、
そこはロンドンブリッジ近くのテムズ川沿いのオープンカフェ。俺達も当時、
そこでミーティングをした同じ店だったので驚いて声を上げそうになった。
28年前と変わらぬ風景に、一瞬で映画に引き込まれたのは言うまでもない。

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