OKI'S DIARY 2018
このペ−ジはOKI自らが綴るコ−ナ−です。内容は随時更新されます。OKIが発信する生のメッセ−ジを感じて下さい。
感想や反響はファンメ−ルにてお願いします。

#563  201853()
刻み続ける『魂のクロニクル』

44日にベスト盤『魂のクロニクル』が発売されてから約1か月が経過。
この間にヒストリーTOURも始まり、アルバムを聴いてくれた全国の人達や
ライブに参戦してくれた人達からの熱い感想がたくさん聞けて嬉しいかぎり。
この1か月、地方や旅先でもいろんなファンの人や昔からの仲間や友人達と
話す機会が多いのだが、その中でもやはり改めてこの仕事を30年も続けて
これたのはひとえにファンの皆さんの応援と支えのおかげなんだよなぁという
ことをつくづく感じさせて貰っている。ファンあってのビーツ。本当に感謝。
同じ時代を生きてきて、共有できる今があるということがどれほど素晴らしく
有難いことか。永遠に続く時間などありはしないのだから、だからこそ今を
本当に余すところなく常に100%以上の気概で、全身全霊で打ち込むだけだ。

十代の少年少女の時代から青年期へ。青年期から大人へ。そして親になった人、
独立した人、仕事の責任が増した人、今まさに家族のために頑張っている人。
重い病気と闘っている人もいるし、誰もが十人十色、己の人生と格闘している。
本当にいろんな人達が人生のある時期に偶々ビーツの音楽と出会ってくれて、
好きでいてくれて、作品やライブを通してビーツと向き合ってくれている。
前にも言ったが、俺はそういう人達に感謝の気持ちをどんどん還元していく。
今まで以上にもっともっとね。ライブでもそうだし自分自身の行動としてもね。

『魂のクロニクル』はとても深い思いを込めて作った作品だ。音は勿論のこと、
ブックレットの隅々まで愛情を込めて作った作品。たくさんコラージュされた
写真の11枚に至るまでヒストリカル且つマニアックに楽しんでもらえたら
なお最高だ。全てのショットに鮮明な記憶が溢れ、色褪せない思い出がある。

あの日あの時の場面。あの頃あの時代の景色。今に至る瞬間瞬間のクロニクル。
例えば個人的に、8ページ左隅の1990年にロンドンに行った時ジョンソンズの
店の前で撮ったSEIZIとの2ショットなんかはとても懐かしくて思い出深い。
カムデンタウンやブリクストン、PV撮影ではブライトンにまで足を伸ばした。
この時のSingleBARRIER CRASH」や1991年の『BEATNIK ROCKER』のRemixは、
セックスピストルズの作品を手掛けたことでも知られるスティーブ・ナイ氏に
ミキシングしてもらった作品。この音源は何十年経った今でも全く色褪せず、
自分としては正直一生誇れるレベルの仕上がりだ。『魂のクロニクル』でいうと
「約束できない」「NAKED HEART」「BEATNIK ROCKER」「MEET THE BEATS!」「GO AHEAD
「星降る夜に」「BARRIER CRASH」がスティーブ・ナイ氏のMixによる音源だ。
(――この辺りの仕事の思い出はまた折を見て詳しく書きたいと思っている)
今回のリマスターでより深みと厚みのある音で残すことができて嬉しいかぎり。
11曲の音、11枚の写真、全てがクロニクル。刻み続けてきて今がある。

昨日、メンバーに今度の大阪と名古屋のライブ用のセットリスト案を送った。
G.W明けの来週末、熱きBEATNIKS達に更に激アツなメニューをお見舞いしよう。
遠征組も大歓迎だ。5.12大阪、5.13名古屋、楽しみに待っててください!!

Instagram https://www.instagram.com/thestreetbeats_official/
☆Facebook:https://www.facebook.com/thestreetbeats/
Twitterhttps://twitter.com/thestreetbeats
☆Victor http://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A000926.html
☆YouTube:https://youtu.be/lO3auXd8iHs




     

Copyright 1998-2018 (C) THE STREET BEATS / NEOVISION
All Right Reserved