#549 2018年3月3日(土)
『STANDING STANDING』から『ワイルドサイドの友へ』に続く道
『魂のクロニクル』発売とヒストリーTOUR開幕まであと5週間となった。
先日、メンバーにまずは開幕戦千葉横浜2DAYSと仙台の予定リスト案を送った。
リストに名を連ねた曲はこのツアー序盤の3本分だけで既に50曲近く。
開幕戦2DAYSは「演奏する曲をほぼほぼ全部取っ換えるくらいの勢いで」
と思っていたが、実際にセットリストを組んでみたらまるまる2日分が完全に
かぶり曲なしの選曲で、しかも各日とも全く甲乙つけ難いくらい実に有意義な
リストが組めてしまったので、ここは完全別リストの2DAYSでいくことに決定。
翌週の仙台はドラマー牟田君の生誕50年記念バースデーライブということで、
そこはまた独自な構成で臨むワンナイト。特別感を楽しんでもらえると思う。
前回、初の千葉横浜ライブの時の1988年リストを載せたらとても喜ばれたので、
今回はそれから3年後1991年5月の「STANDING STANDING CIRCUIT」と、
翌1992年9月の「LIVE ON THE
WILD SIDE ’92」横浜のリストを紹介してみたい。
1991年5月14日(火) 横浜 7thアベニュー 「STANDING STANDING CIRCUIT」
01.STANDING
STANDING(1991) 02.MANIFESTO 2(1991)
03.GO
AHEAD(1989) 04.MEET THE BEATS!(1987)
05.歓喜の歌(1990) 06.BLACK MARKET GANG(1991)
07.ステイ・オア・ゴー(The Clash COVER) 08.満足できない(1985)
09.天使の憂鬱(1990) 10.THIS IS TOKYO
JAP.(1991)
11.サンクチュアリ(1989) 12.BEATNIK
ROCKER(1987)
13.NO CONTROL(1986) 14.BOYS BE
A HERO(1986)★ ★ ★
EN1.BARRIER
CRASH(1990) EN2.NAKED HEART(1988) EN3.ヒロシマ(1985)
★ ★ ★ EN4.STRIKE BACK!(1991) EN5.空カラ爆弾気ヲツケロ(1985)
1992年9月27日(日) 横浜 7thアベニュー 「LIVE ON THE WILD SIDE’92」
01.BOYS
BE A HERO(1986) 02.STRIKE BACK!(1991)
03.FOR
MY TOMORROW(1987) 04.毒の河を泳いで(1991)
05.歓喜の歌(1990) 06.ハッピーボックスをさがして(1989)
07.明日なき迷子達(1991) 08.RIDE ON!(ICHIKAWA新曲)
09.JUST MY ONLY ONE(SEIZI新曲) 10.風の街の天使(1992新曲)
11.傷だらけの週末(1992新曲) 12.BLACK
MARKET GANG(1991)
13.THIS IS TOKYO JAP.(1991) 14.サンクチュアリ(1989)
15.BEATNIK
ROCKER(1987) 16.NAKED HEART(1988)
17.約束できない(BALLAD
VERSION) ★ ★ ★ EN1.REBEL SONG(1992新曲)
EN2.STANDING
STANDING(1991)★ ★ ★ EN3.VOICE〜星降る夜に(1989)
『STANDING STANDING』を引っ提げて全国を廻りつくした1991年は勿論だが、
1992年も個人的にとても印象に残っている年でね。というのも1991年の
「STANDING STANDING CIRCUIT」をやり終えた後に、2度目の事務所が飛んで、
マネージメントの体制作りに追われてブッキングもままならない状況になって。
結局1992年は全国ツアーは組めずに関東と東京でのライブが精一杯だった。
その分、千葉や横浜をはじめチッタやLOFT、パワステ等に凄くお世話になった。
のちのNEOVISION設立に至るもっと前の段階の試行錯誤かつ暗中模索な時期。
この頃、1992年から翌1993年も含めてビーツのライブのタイトルはずっと
一貫して「LIVE ON THE WILD SIDE」と名付けている。ストレートに意訳すれば
「ワイルドサイドを生きる」。“楽じゃない道だがタフに生きてゆく”的な感覚。
自分の中で「ワイルドサイド」という概念がとても重要な意味を持って育って
いった時期。リリース前だった「風の街の天使」「傷だらけの週末」「REBEL SONG」
は不動のメインで、「約束できない」も既にバラッドバージョンを演奏している。
デビュー初期3部作から『STANDING STANDING』を経て、徐々に音楽性を拡げ、
のちの『ワイルドサイドの友へ』からの3部作に繋がってゆく歩みを進めている。
ここまで書いて翌1993年の資料を見ていたら、更に歩みの度は増し、というか
極端に加速し(笑)歩みでなく突っ走っていたことに今更ながら気付かされる。
我ながらとても興味深い時期でもあるので、続きはまた次回触れてみたい。
追伸。みんなから届くメッセージにもそういういろんな昔のハコとか時代に
まつわる思い出やエピソードが綴られていてとても楽しく読ませて貰っている。
気付きも多い。引き続き
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までガンガンよろしくです。
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