#235 2009年2月13日(金) ミックスダウン終了!いよいよ明日はマスタリング!
2月の5日〜9日まで5日間連続で行なったTD作業も最高の成果を上げ、無事終了。
いや〜、まさに州冶さんとがっぷりよつに組んだ今回の大仕事は、ミックスもやはり
揺るぎない確信と惚れ惚れするような確かな腕前に支えられ、最高の結果になったよ。
前回書いた鍵盤奏者の難波正司さんも含めて、やはり今回このプロジェクトを組んで、
本当に楽曲ひとつひとつの持ち味を丁寧に表現できたことがホントありがたく、最高に
嬉しい。まったく期待どおり、いやそれ以上に濃密な仕上がりだ。
今回のアルバムは本当、ビーツの楽曲の魅力や持ち味を最大限に引き出せるアプローチ
をしたくてね。もちろん核となるバンドサウンドの強靭さってのは大前提としてあって、
そこを曲ごとに思いきり大胆に且つ丁寧に突き詰めて、贅肉を取っ払ってストイックに、
その曲その曲ひとつひとつがそれぞれ一番いい形で輝いて伝えられる作品を目指した。
ビーツの表現力や楽曲の魅力が素直に伝わる、奥行きも深みもある作品にしたかった。
そして、それが今回達成できたのはメンバー、州冶さん、灘波さん、庄司君達スタッフ、
全員がそれぞれプロとしての自分の役割を責任持ってやり遂げたからに他ならない。
言うまでもなくメンバーの奮闘ぶりは実に素晴らしい。例えば敦や山根にしてみたら
アレンジやリズム録りなどの途中の段階では完成形が見えづらい曲もあったと思うし、
困惑する場面もあったと思うんだけど、にも拘わらずリズム隊の確かさは楽曲の土台を
支え、その後イメージどおりに楽曲を完成形に展開させていくのに充分なものだった。
そして、今回のアルバムでは今までより以上に、曲作りから最終ミックスに至るまで、
あらゆる段階で誠治の果たしてくれた役割がとても大きかった。基本的なアレンジ段階
での活躍はもちろん、今回誠治が4曲持ってきた曲の原形がどれも実にメロディアスで
素晴らしく、それぞれ個性的でもあり、アルバムに幅を持たせてくれることにもなった。
さて、そんなわけでますます早くたくさんの人に聴いてもらいたい思いを強くしつつ、
いよいよ明日は音の最終仕上げであるマスタリングだ。これで完全に音源が完成する。
今回のマスタリングはこれまた実に久しぶりに音響ハウスの中里さんにお願いした。
8年ぶりの仕事になる。これまた一流の職人技で最高最強の料理に仕上げてくれること
だろう。先週に引き続き楽しみでワクワクする。早く聴きたいし、早く皆に聴かせたい。
マスタリングが終わったらまた報告するね。ホント楽しみにしててください!ではまた!
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