OKI'S DIARY 2006
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#160 2006年9月4日(月)


9月に入ってからの東京は、見事なまでに穏やかな秋の風情に表情を変えた。
大きく広く高く晴れ渡る爽やかな青空。穏やかな風。薄く浮かぶうろこ雲。
特に先週土曜日の昼間の、あの青空とうろこ雲はあまりにも見事な風景だった。
どこまでも高く青くて優しくて、一日中見上げていても飽きないくらいの空だった。
そしてまたその日の夕焼けが、とてもとても言い表せない、素晴らしい美しさだった。
上空に青空が残った状態で、夕陽が薄赤く雲を染める茜の空。言葉もなく見惚れた。
移ろう季節の変わり目に、優しく穏やかな風が吹く。

そうだ、過ぎゆく夏を忘れないように、この夏印象に残った事を少々書き留めておこう。
まずは、夏の甲子園。今年の夏は何年かぶりに高校野球に燃えた。
全国の多くの人がそうだったように、今年はかなり熱く楽しませてもらった。
そもそも西東京予選の決勝の早稲田実業VS日大三高戦がもの凄くもの凄くイイ試合で、
その試合で200球以上を投げぬいた斎藤投手の静かで涼しげなあの独特の品の良さに
すっかり魅了されまして。今年は王監督のこともあるし、春のセンバツのリベンジも
あるしで、早実を応援していこうと。広島の如水舘と、山口の南陽工も応援しつつね。
まあとにかくイイ試合スゴイ試合が目白押しで。その集大成が決勝の早実VS駒大苫小牧。
あの延長15回引き分け再試合。斎藤投手と田中投手の投げ合いは本当に素晴らしかった。
再試合では、疲れが残ってか本来の調子が出ず苦しんでいた田中投手に逆に思い入れ
してしまったりもしつつ。一人で投げぬき勝利を掴んだ斎藤投手もやはり素晴らしくて。
2人とも平成生まれの18歳。この先プロで、もしくはメジャーで。 楽しみは尽きない。

もうひとつは映画『UNITED 93』。もの凄くすごい。ガツンと重く真摯で熱いものが残る。
観た人もきっと多いことだろう。テーマがテーマだけに、言葉で語るまでもない。
その時、自分ならどうしただろう。きっと同じようにそうしただろう。9.11も近い。
観た人ひとりひとりが、あくまでも自分の事として捉え、感じるべき真摯な映画だ。

さて、今週土曜日は新宿LOFT30周年記念のスペシャルワンマンライブだ。
前回のダイアリーでも書いたように、BEATSMANIAともまた全く違ったセットリストで。
プロデビューの丁度一年前、ビーツが初めて新宿LOFTのステージに立ってから約20年。
未だ普通に現役でやってるビーツもタフっちゃあタフだが、この日一挙に歌う予定の、
20年前に生まれた曲達もどれもが当たり前に現役で生きているタフな曲達ばかりだ。
とにかくお楽しみに。鳴り止むことのないロックンロールを。土曜の夜に会いましょう。


     

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