OKI'S DIARY 2006
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#158 2006年8月18日(金)

昨日の午後の東京は、夏の嵐のような突然のどしゃ降り。
アスファルトを激しく打ちつける雨。稲妻が轟き、雷鳴が響く。
それはまるで、残り少ない夏が暴れているかのようだった。
一転、今日の東京は強い風が雲をさらい、澄み切った青空が広がった。
穏やかな温もりを感じる好日。

人は誰も、移ろう季節と共にあり、風を感じ、空を感じ、新しい朝に向かって生きる。
時の砂に足をとられ、躓きながら、それでも道を切り拓き、共に足跡を刻みつけてゆく。
雨はいつか降り止み、必ずまた穏やかな風に変わる。胸に秘めた大切なものは変わらず。
白い月が昇り、星が瞬く。夜が過ぎ、朝になればまた陽は昇り、その温もりを伝える。
強くなれ。他の誰のものでもないその人生を、自らの運命をあやつることさ。

BEATSMANIAのリハーサルは万全。今回も、トータルではけっこうな曲数を用意してある。
東京、広島、大阪、それぞれかなりセットリストを入れ替えることにもなるだろう。
お客さん一人一人が、それぞれの胸の中で思い描いた曲が飛び出してきたら、
その時は密かにニヤリとしてくれればいい。めいっぱい楽しもう。
さあ、始まりの時間だ。行こう。あの眩い光の中に、共にこの身を投じよう。
鳴り止むことのないロックンロールを。どこかの街で会いましょう。


     

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