OKI'S DIARY 2006
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#157 2006年8月6日(日)

明け方4時頃、空が白く明け始める頃に椋鳥が鳴く。
そのうち蝉が鳴き始め、夏の一日が始まりを告げる。

盛夏。祈りの日。静かな気持ちで。
晴れ渡る青空。入道雲。夏の甲子園。大会初日から熱くせつない熱戦。
午後、ベランダに蝉がやってきた。
しばらく網戸に留まっていたが、鳴くでもなく風に乗って何処かへ飛んでった。
誰も皆、短い季節に命を尽くせ。

昨日の深夜、いつものように夜更かしして、数年ぶりに北野武の「HANABI」を観た。
感じるもの。染み入るもの。やはりとても好きな作品だ。

今日はリハーサルは休みで、夜になれば新宿に若い連中のライブを観に行く。
夕方になり、窓辺から涼しい風が吹き込んでくる。
あの風鈴は今日も心地良い音色で鳴っている。
何事も無く、穏やかに過ぎる夏の一日。
“生きてることを素晴らしいと、痛いほどに感じるよ”
そんなフレーズが頭をよぎる、どこまでも穏やかな夏の夕暮れ。
感謝と祈りを胸に。


     

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