OKI'S DIARY 2003
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#76 2003年6月6日(金)  ツアー終盤戦レポート

5月24日広島。前日の夜から広島入りし実家に一泊。ライブ当日はリハーサルが4時頃には終了したので空き時間に誠冶や山根とちょっと市内をぶらぶら。敦は小屋で体力温存。紙屋町まで歩いたらたまたまカープが市民球場でデーゲームをやっていたので小一時間ほど観戦したり(カープ負けたけど)、山根が原爆ドームを見たことがないというので案内してやったりして、川沿いでしばし一休みしたあと路面電車で八丁堀にある小屋まで戻った。この日のライブは“これぞ広島ライブでしょう!”という感じの燃えに燃えたライブだった。故郷広島への自分の思い入れの深さをあらためて実感するような夜でもあった。今度の夏のマニアで帰るのがまたとても楽しみだ。

5月25日福岡でのライブをめいっぱいやり終え、翌日もう一度広島に寄って実家に一泊してから東京に戻った。東京に戻った翌日から今度は神宮球場でカープ戦があり、友人の横山竜士投手が故障や手術から懸命のリハビリの末1年ぶりに1軍に復帰するという連絡をくれたのでさっそく激励に行き(カープは負け続けだったが)試合後約1年ぶりに会い復帰祝いの祝杯をあげた。楽しい酒だった。(その席でも審判の不公平なジャッジについては少し話題になったのだが、昨日のカープ対巨人戦の審判はさすがにひどすぎた。いくらなんでもあそこまで露骨に贔屓されたら話にならないや。)

その週の土曜日5月31日、台風の大雨の中を車で一路名古屋へ。その日は雨がひどく東名高速だけで6件も事故を見たほどだったが、幸い無事到着した名古屋でのライブはまったく文句なしだった。名古屋のクアトロは音響的にもとてもやりやすくほとんどいつも気持ちよく演奏し歌うことができる。オモテの音(客席で聞く音)もナカ音(ステージ上の音)も実に安定しているのでお客さんもこっちもハズレがなく楽しめる。ライブを“やり尽くす”感じが味わえる好きなハコだ。

そして翌日6月1日大阪へ移動し本番。前日歌いまくったわりには体調もやけに良かった。前回計らずもJOEへのトリビュートとなった去年のあのファイナルライブから早や半年。一言、今回の大阪熱かった。最後にメンバー全員並んで手をふったあとに思いがけずもう1曲演ることになったのは、やっぱりあの場の空気感。お客さんのすごくいい感じの最高のムードにのせられたというか、とっくに限界超えてても“この感じならなんとかもういっちょうぐらいやったろうぜ!”って感じで全員その場で即決だった。ライブはほんと生ものだ。気持ちいい夜だった。ちなみにこの日の弾き語りの時、12弦ギターのストラップが突然はずれてギターが思いっきり床に落ちてしまい12弦ギターの青いボディーに穴があいた。幸い弦も切れず音も鳴ったので事なきを得たが。傷モノにしちまってごめんな。大事にするからまだまだ鳴ってくれ。ほんといろんな意味でライブは生ものだ。

明日6月7日は朝いちの飛行機で札幌へ移動し本番。1年ぶりの札幌、とても楽しみなのだが翌日も朝いちの飛行機で東京戻りなので、夜あまりゆっくりする時間がないのが少し残念といえば残念かな。ビーツの本番スタートは午後8時半頃だろうからまたリハーサル後の空き時間にでも街をぶらついてみるか。ライブが楽しめればもちろんそれでいいのだが。そしてあさって6月8日は羽田から日比谷の野音へ直行。実に久しぶりの野音のステージだ。出番は午後3時半。ひそかに夜の時間帯よりも陽のある昼間の時間帯にやれたらいいなと思っていたのでよかった。せっかくだから晴れた空の下で。天気よければいいな。

     

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