DISC7 ワイルドサイドの友へ

1.I WANNA CHANGE
2.太陽を待っている
3.愛こそはすべて?
4.突然、夏の嵐のように
5.青の季節
6.TVで見かけた戦争は
7.POISON-神様と毒薬-
8.ワイルドサイド-足りないかけら-
9.LONESOME RAMBLE BOY
10.スモ−ルワ−ルド
11.バ−ド
12.BLUE HEAVEN
13.風が舞う日に

1994年2月24日にリリースされた7thアルバム。結成から10年を経て再びOKI & SEIZIの二人名義という形になり、ビーツが新たな段階に入ったことを示す非常に完成度の高いアルバムである。その作品世界の深まり、楽曲の幅やサウンドアレンジの拡がりなど、どれをとってもそれまでの作品から著しい進化を遂げている。レコーディングは1993年4月〜8月にかけて長期に渡って行なわれ、ベース市川勝也とドラムス小川昌司の在籍時に録音したリズムトラックに多彩なギターワークや鍵盤楽器などを加え、バラエティに富んだサウンドメイクとなっている。またこの作品からフォトグラファーに有賀幹夫氏を起用しジャケットワークにも拡がりを見せている。先行シングルとして1994年1月21日にリリースされた「青の季節」や、SEIZIボーカルの代表曲とも言える「LONESOME RAMBLE BOY」など全13曲を収録。新たなステージの幕開けを告げるかのような強靭なメッセージを放つオープニングナンバー「I WANNA CHANGE」は2007年と2009年に映画「クローズZERO」シリーズの劇中歌として使用されスマッシュヒットを記録。ビーツ自身も劇中オープニングとエンディングのライブシーンに出演し鮮烈な印象を残した。