DISC3 MANIFESTO

1.マニフェスト
2.運命をあやつれ
3.賢い愚か者
4.サンクチュアリ
5.天使の憂鬱
6.満足できない
7.HELLO NEW DAYS
8.ルードボーイブルー
9.BORN TO BE HAPPY
10.BEATNIK ROCKER
11.歓喜の歌
12.ワンダフルライフ

1990年3月7日にリリースされた3rdアルバム。「宣言」という語意を込めて名付けれらたタイトルの「マニフェスト」という単語は1990年当時の日本ではまだ今ほど一般的なフレーズではなく先鋭的な響きを持っていた。「運命をあやつれ」「歓喜の詩」など秀逸な楽曲群が並ぶ本作は、中でも「天使の憂鬱」や8分を超える大作「ワンダフルライフ」などのバラードでピアノや16人編成のオーケストラによるストリングスを導入するなど、前2作品に比べ格段に音楽的な幅の拡がりが見える作品となっている。「BORN TO BE HAPPY」ではSEIZIが初のリードボーカルを披露。レコーディングは1989年9月〜12月にかけて音響ハウスSTUDIOとビクタースタジオで行なわれた。1989年11月21日に初のシングルとしてリリースされた「サンクチュアリ」は本作にはリミックスバージョンが収録されている。このアルバムを最後に伊藤毅と島田健二が脱退。本作リリース後の1990年4月30日・東京新宿厚生年金会館(DISC16のDVDに初収録)、5月3日・大阪厚生年金会館などを含む全国ツアーはゲストミュージシャンを迎えて敢行された。