OKI'S DIARY 2017
このペ−ジはOKI自らが綴るコ−ナ−です。内容は随時更新されます。OKIが発信する生のメッセ−ジを感じて下さい。
感想や反響はファンメ−ルにてお願いします。

#539  20171224()
30年の光陰まさに矢の如し。

ツアーファイナルから2週間。雑務と呑みが半々くらいで意外に多忙。
雑務というか、デスクワークで今一番の課題はまずベスト盤の選曲作業。
デビューからの30年分を2枚組CDにまとめるのだからかなりの狭き門。
この際とばかりに、暇さえあればビーツの音源を片っ端から聴きまくる。
なんなら日本で今一番熱心にビーツを聴いている人かもしれない()
ファンのみんなと同じように、俺達もビーツのいろんな曲やアルバムに
その時代その時代のいろんな場面やドラマや思い出が山ほどあってね。
当時の記憶に浸って、ついつい作業の手が止まることもしばしば。
大掃除の途中とかでよくありがちなあのパターンに近いかも()
まぁそんなこんなも楽しみながら、来年に向けての準備を進めている。

そんな中、12月といえば個人的に深く記憶に残っている思い出がある。
19871216日広島でやった「FOR THE BEATNIKS!」と題したワンマンライブ。
「来年(1988)ビーツは東京に出てビクターからデビューします」と発表した
広島時代最後のライブ。会場は当時市内の一等地にあったWIZワンダーランド
というビルのホール。400人満員札止め状態。1曲目でバリケードがすぐに壊れ、
危険な状態となり演奏は中断。最前列に男の客や若い衆達に人間バリケードに
なってもらい、なんとか最後まで事故なくやりきったという思い出深いライブ。
その日は、翌年ビーツを世に送り出してくれることになる当時のビクターの
ディレクター村木さんも東京から観に来てくれており、その村木さんも一緒に
人間バリケードの一人になってくれた()。「自分が担当してるアナーキーや
バクチクでこういう場面は慣れてるよ」と楽しそうに語ってくれた思い出。
その村木さんとはビクターを退職されてからもずっと親交があり、こないだの
ツアーファイナルにも遊びに来てくれた。御年69歳だが今も現役バリバリの
音楽プロデューサー。俺は酔っ払いすぎて一緒に写真を撮るのを忘れたが、
牟田君が写真を撮ってたのでちょいと拝借。30年の光陰まさに矢の如しだ。

ということでデビュー30周年となる2018年のビーツ。まずは一発目。
DEBUT 30 YEARS STARTING LIVE2018210() 東京新宿LOFT
19882月の東京初ワンマンのセットリストを再現するスペシャルなライブ。
パンチの効いた横顔ポスター好評だそうでなにより()。ではまた来年!


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