OKI'S DIARY 2011
このペ−ジはOKI自らが綴るコ−ナ−です。内容は随時更新されます。OKIが発信する生のメッセ−ジを感じて下さい。
感想や反響はBBSへの書き込みかファンメ−ルにてお願いします。

#318  2011年10月31日(月) BRAVE FIST TOUR佳境!11月5日はいよいよ広島ライブ!


10月は、9日から13日まで岩手宮古・大槌遠征。14日から24日まで関西・九州遠征。
北へ南へ地方を飛び回り、慌ただしく過ごしていたら、あっという間に月末を迎えた。
最近は朝晩の気温も下がってきたが、相変わらずの疲れ知らずでバリバリ元気な毎日だ。


宮古フェス・東北から戻ってすぐ出発した西日本では、まず神戸と浜松で初の弾き語り。
素晴らしく楽しく熱く、めいっぱい歌い上げれて、お客さんにも喜んで貰えてなにより。
みんなで声張り上げて拳突き上げて大合唱するあの感じが本当に最高だ。ありがとう。
方での弾き語りも病みつきになりそうだ。来年もまた絶対やりたいな。いや、やろう!

神戸ではジャガエルとカズキ共演ありがとう。来月のビーツ@姫路でまた宜しくです!

浜松で、義援米にと米3俵・200kg近くを持って来てくれた人がいてね。本当感謝です。
牛の削蹄師・内藤ちゃんと農業関係の仲間達、すごいガッツだ。本当ありがとうです。
被災地の大槌や宮古、南三陸に届ける段取りバッチリつけてあるので。ありがとう!
そして浜松終わりで、支援物資・義援金を申し出てくれたナイスな腐れ縁コンビ(笑)。
ありがとう。次回京都ライブで待ってますので。けして無理ない範囲で。よろしくです!


先週末は九州遠征。福岡と筑豊飯塚で世話になったBLANKSと刹那主義、Still Water、
集まってくれた九州ビートニクス達、ありがとう、感謝してます。
福岡からの移動の途中で八木山展望台から観た、飯塚の街の上空にかかった一瞬の虹。
16年前、1995年秋のツアーの丁度同じこの時期、クモ膜下出血で倒れた親父を広島の
病院に残して遠征した飯塚ライブのことをふと思い出して、感慨深いものがあったよ。
あの時も今回も筑豊飯塚のライブは激熱だったね。ありがとう。来年もまたやろうな!

飯塚ライブの後は夜走りで広島の実家に移動。俺はあえなく撃沈し、山根に甘えた(笑)。
牟田は仮眠だけで早朝5時には起きてうちの実家から四国徳島まで移動、そして本番。
毎度のことながら恐ろしいほどの牟田のタフさにマジで尊敬。何より常にポジティブで、
出会いや人生を自然に楽しむ術を心得ている牟田の姿勢。本当マジで素敵な男です。


飯塚ライブの翌日、広島で朝日新聞広島版の取材を受けた。事の経緯を説明すると、
10月中旬に全国の朝日新聞の新人記者40人が研修として岩手県大槌町に行った。
“実際に被災地の現状を体験して今後の記者生活に生かす”、的な主旨の社員研修だ。
そこで大槌の復興を本気で考える会「大槌STANDING STANDING」と朝日新聞広島総局の
若手記者・柴田君が出会い、意気投合した。柴田君は「瓦礫の町で」を聴いてくれたり、
俺のダイアリーも熱心に読んでくれたそうで、大槌の皆と俺の交流や支援の事について
ぜひ取材させてもらえませんか?という依頼が俺の所にも来たというわけだ。
柴田君自身、今もまだ町のほぼ全域が壊滅したままのあの大槌の町の惨状を実際に見て、
かなり衝撃を受けたらしく、そんな中けして心折らず復興に向けて立ち上がっている
「大槌STANDING STANDING」のタフな面々の気概に心を衝き動かされたと言っていた。
それで、自身が住む広島の街の人達にも是非この大槌の熱い人達の事を伝えたい、と。

会って話して、取材後も酒とお好み焼きで親睦を深め(笑)、良い出会いをさせて貰った。
当初は10月26日とか27日辺りの朝刊に記事として掲載予定とのことだったのだが、
なにせそこは新聞のこと。日々新たに起こる事件やニュースで、紙面の構成は流動的だ。
現時点でいつ載るかまだ不明なのだが、11月5日のビーツの広島ライブに大槌から遥々
遠征して来てくれるヤツらもいるので、なるべくなら今週中に載ってくれたらいいな。
東北から遠く離れた広島の人達にも、少しでも被災地の今の現状が伝わってほしい。
そしてその結果一人でも二人でも、思いを行動に移す人が増えてくれたらいいなと思う。
http://mytown.asahi.com/hiroshima/


一昨日のつくばライブにも、義援米1俵と大量の地酒を持って来てくれた人がいた。
鹿島から郡山ライブと宮古フェスの時に100kg近い義援米を届けてくれた人もいた。
衣類を届けてくれた人や、次回さいたまの時に野菜類を届けてくれる八百屋さんもいる。
皆さんの気持ちに感謝。募金に協力してくれてる皆さんにも本当ありがたく思ってます。

つくばのライブは、さすが“関東の穴場”つくば!って感じの明るく熱いノリで、
楽しい夜を過ごさせてもらったよ。地元のThe Hervest、The Snatchに、CRACK-NASH、
NICOTINEとの共演も楽しく、来年もまたやろうぜ!とゴキゲンな酒を酌み交わした。
集まってくれたみんなに感謝!ツアー後半戦に向けてますます勢いがついた感じだ。


そして、このダイアリーを書き上げたら、俺は5日のライブに先駆け明日から広島へ。
今年は親父の17回忌なんで、ちと法要。4日にはNHKのFMラジオの生出演もあるし。
http://www.nhk.or.jp/hiroshima/buchi/
11月に広島でライブをやるのはすごく久しぶりだ。特別な思いを込めた夜になるね。
地元の仲間達、はるばる東北の地から訪ねてくれる大切な仲間達。人と人の心を繋げて、
熱く楽しく有意義な広島遠征にしたいね。魂込めたライブ、全身全霊やり上げるよ!
11月5日、全国のみんなの参戦待ってます!鳴りやむことのないロックンロールを!
We hear CALL S.O.S from East Japan」「To save them,let’s send the mind」
POWER TO YOU! POWER TO JAPAN!」


追伸。宮古フェスのビーツのライブ映像を観た。“伝説のワンカメ職人”柴山正之氏が
撮ってくれた素晴らしい映像。手持ちカメラ1台、音は生音。だがめちゃくちゃ最高だ。
何よりリアルな臨場感。そして何よりリアルな東北のみんなの表情、叫ぶ声、力強い拳!
この映像を観るまでは、このライブを映像に残そうとか全く考えていなかったのだが、
これは間違いなくみんなに観てもらいたい。伝えたい。この東北のみんなの力強さを。
なのでライブDVDとして発売することにします!全12曲、70分。MCもノーカットで。
こういう物は編集や脚色など一切すべきではないし、チャプター分けすらすべきでない。
完全なリアルドキュメントとして、何の手も加えず、むきだしのままを観てもらいたい。
そして売り上げから、宮古のワカシの会や大槌STANDING STANDINGや南三陸のみんな等、
ビーツと縁深い被災地のみんなの復興支援金にガンガンまわしていきたいと思います。
宮古フェスに来てくれた人も、来れなかった全国の人達も、楽しみに待ってて下さい!
広島遠征から戻ったら、次回ダイアリーやニュースで詳細発表させてもらいますので!

写真は、1枚目が福岡の打ち上げ。あとは全部、盟友のカメラマン菊池っちゃんこと
菊池茂夫氏撮影による宮古フェスの写真です。




     

Copyright 1998-2011 (C) THE STREET BEATS / NEOVISION
All Right Reserved