#301 2011年3月25日(金) 熱い心で!
震災から2週間。岩手、宮城、福島など被災地のファンの人達からも沢山のメールが届いている。
毎日の水汲みや物資集めを必死に頑張ってる人、自分も被災したのに避難所の手伝いをしてる人、
地震から4日目に被災地で無事に赤ちゃんを産んだ人、・・・いろんなビート二クス達の声が届いてる。
みんなもの凄く大変な状況にありながら、下を向かず必死に前向きに頑張っている姿に溢れていて、
めちゃくちゃ胸を打たれる。みんなの凄い力強さに、読んでるこっちの方が勇気づけられるほどだ。
津波の被害が甚大で多くの人達が犠牲になった町から届いたメールがあって、あまりの力強さに
読んで胸が震えた。励ましメールを返し、本人の了解も得られたので、皆に紹介させてもらいます。
「自分は岩手県○○○郡○○町の震災を受けた町の人間です。俺達の町は津波でめちゃめちゃだけど
ビーツやいろんなロックから頂いた むき出しの心でガッツり強く生きてます!
みんなそれぞれ悲しい事、亡くした家族、言い出せばきりがないほどの悲しみの中で
みんな俺達の仲間は、元気に今を生きようと!毎日笑ってます!
瓦礫だらけの真っ暗闇の中、流れてきた瓦礫の中にあった酒を持ち寄り、憎たらしいほどの満天の
星空の下、ビーツを歌い、ロックを歌い!明日も生きてやろうぜ!と皆を奮い立たせています!!!
オニギリ一つの奪い合いで怪我人も出そうなこの町で
俺達の仲間は本当にたいしたヤロー達です
最高のバカやろー達です!ロックを好きで本当によかった!俺達は絶対に死にません!
生きて必ずライヴにみんなで行きますのでその時まで!!拳を握って立つ男!!!生きます!!」
このメールの後も何度かやり取りをし、今は治安悪化もある厳しい中、彼らは今日もタフに生きてる。
そうだ!今は下を向いてる時じゃない。笑顔を忘れず本当に頑張って生きぬかなきゃいけない時だ。
被災地のみんな!本当に大変な毎日だと思うけど、絶対に希望を捨てずタフに生きぬいて下さい!
全国の人達がみんなを応援してる。日本中が被災地のみんなを思い、心をひとつにして支援してる。
そして全国の被災せずに済んだみんな!こんな時だからこそいつも以上に元気を出していこう!
仕事に影響が出たり生活が多少不便だったりしても、被災地の人達の苦労を思えばなんでもない。
一日も早い復興の為にそれぞれめいっぱい仕事をして、少しでも自分に出来る支援をしていこう!
4月下旬の横浜とさいたま新都心ライブからはビーツのライブ会場でも義援金募金を開始します!
首都圏の各ライブハウスもみんな節電や募金などそれぞれに頑張って被災地の復興支援を始めてる。
ただ楽しむ為だけのライブじゃなく、とにかく一人でも多く集まってめいっぱい力を分かち合って、
少しでも被災地のみんなの支援になれるよう思いを込めて一緒にガンガン頑張っていこう!
追伸。さっそく義援金募金をしてくれた人達、本当にありがとう!感謝してます!思いを届けます。
募金は日本赤十字社を通して寄付していこうと思ってます。また報告します。宜しくお願いします!
それから、千葉・熊谷の振替公演日はもう少しで決定が出て、たぶん月末頃には発表できそうです。
追伸2。仙台JUNK BOXの店長と最近やっと連絡が取り合えるようになり、状況がわかってきた。
店長以下スタッフ全員が命は無事ということでまずは一安心。だが、ハコはフォーラスビル自体が
少なくとも今月末までは立入禁止で、いつ営業再開できるかも今はまだ全く読めない状況だそうだ。
街全体のインフラやライフライン復旧、人々の暮らしがある程度回復するまでは営業再開は難しい
だろうとのことだった。無理もない。市内の他のライブハウスも概ねそういう感じみたいだ。
だけど、もし今回の仙台ライブが中止になったとしても、復興したらまた必ず仙台ライブ行くから!
いつも熱い仙台だけど、その時は必ずいつも以上に思いを込めた熱いライブを届けに行くから!
JUNK BOXの状況が状況なので、まだ正式に中止とか延期とか決定告知されるまでにはあと数日は
かかりそうだ。重ねて言うが、たとえ今回のJUNK BOXは中止になったとしても、近い将来仙台の街
が復興した暁には必ずまたすぐに熱いライブをやりに行くから!少しの間だけ待っててください!
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