OKI'S DIARY 2006
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#170 2006年11月30日(木)


秋冬の全国ツアー「VITAL BEAT TOUR 2006」、先週末は大阪と名古屋へ遠征してきた。
まずは大阪。実に気持ちよく、熱さと暖かさに満ち満ちたイイ夜になったね。
熱さが弾けるHOTでソリッドなナンバー達と、この季節にこそ相応しいWARMなバラード
が、どれも打てば響くイイ感じで、最初から最後まで実に思い描いた通りに展開できた。
思い描くと言っても、何も策を弄するようなことではなく、単にひたすら思いを込めて
己の全てをぶち込むという至極当たり前のことなのだが、とにかく、届いて響き合った
という手応え、充実感に溢れたイイ夜だった。これぞ大阪!という感じの熱さだったね。

そして名古屋。前日の大阪に勝るとも劣らぬ、実に気持ちのイイ夜だった。この夜も
やはり思い描いたとおりのやりたいことを全てめいっぱいやり切った充実感を味わった。
おそろしいほど噴出す汗のハンパなさ。明らかに尋常じゃないのだが、とにかくカラダ
は勝手に動き、自然にお客さんの顔面寸前まで食らいついて歌いたくなってしまう衝動。
名古屋でやるのは本当に何年ぶりかというような「HEEL & BABYFACE」や「WASTED TIME」、
「賢い愚か者」「こんな時代の真ん中で」など辛辣な詞やヘビーな曲達も、やってて実に
ハイになった。大阪もそうだったが、がっつり食いついてくるフロアのお客さんの表情
が男も女も皆楽しそうに輝いてるのが実に嬉しく愛しくなる。充実の2日間、感謝です。

さあ、ツアーも残すところあと2本。今年最後の遠征はツアーセミファイナルの広島だ。
言わずと知れたビーツの聖地。去年のあの思い出深い大雪の日のライブから早や一年。
広島は必ず熱い熱いライブになることは間違いない。今回のツアー、ここまでで既に120
曲以上のレパートリーを演奏しているのだが、まだまだ色んな曲を用意してあるんだ。
ひたすらお楽しみに。鳴りやむことのないロックンロールを。待ってろ広島!

師走の風が吹きぬける季節。凍りつく風の街で、今夜悲しみは半分に溶け、柔らかな
暖かい灯りがきっと灯るだろう。冬晴れの空から束の間降り注ぐ陽射しは大いなるHUG。
君が穏やかで優しい心に包まれ、柔らかな暖かい、幸せな気持ちで過ごせますように。


     

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