OKI'S DIARY 2006
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#149 2006年4月25日(火)   TOUR 2006 / FIST GO UP! 展開中

京都、福岡、姫路、浜松と廻って東京に戻ってきた。今のビーツの熱さ、温度の高さをホントつくづく実感する日々。言うまでもなくツアーは絶好調。来てくれるお客さん一人一人に心から感謝。YES! ホント生きてる温度を実感できる幸せ。一本一本違うセットリストを練り、それぞれその日のライブにしかないかけがえのない瞬間瞬間を楽しむ。楽しさや、言いようもない熱さ、最高の気分を分かち合える喜び。なぁ!何年やっても、ツアーはホント最高だ。例えば姫路Betaなんて小さい街の小さいハコなのにホント毎回あり得ないくらいの盛り上がりをみせる。なんせハコの狭さが半端ない(笑)。ロックンロールの醍醐味やマジックがぎゅうぎゅうに詰まっててドカンと弾ける感じなんだよな。京都や大阪といった大都市でのガッツリ盛り上がるライブとはまた違った雰囲気でホントあれはあれで凄く楽しい。いろんな街を廻って、待っててくれる人達がいてくれて、毎回めいっぱいのライブが出来て、ホント毎日生きてる温度が実感できる。YES! THANKS! 最高だよ。ホント感謝してます。

今回の旅では移動中やツアーの合間に、東京ではとっくに散ってしまった桜もまだ所々で楽しめたりもして、オフも含めて実に良い旅だった。春の風をたくさん感じて来たよ。17日から21日までの5日間のオフは東京には戻らず広島で過ごした。17日はたまたまスケジュールが合ったので横川シネマのレイトショーでJOE STRUMMERの『LET’S ROCK AGAIN』を観に行った。2004年以来DVDで見慣れたはずのどの場面もやはり久しぶりに映画館の暗闇と大音響の中で観るとあらためて感じるものが多々あった。ロックし続ける自分にとって深く実感できるものが多々ある。たまたま居合わせたビーツファンの人は驚いたみたいだったが、まあ旅は気分、ひょっこりいろんな所に出没するさ。翌18日は平和公園を散歩した後、今年初めての広島市民球場でカープ観戦。カープのピッチャーの横山竜士がチケットを用意しておいてくれたんだ。感謝。この日は打線爆発で12-3の快勝。ちなみに翌19日もこっそり雨の中を観に行ったが残念ながら逆転負け。まあ勝ちでも負けでもかまわない。自分にとって市民球場は子供の頃からの大切な思い出の場所。無くなる前に、行けるうちはできるだけ行っておきたい場所だ。あとは尾道までドライブして戦艦大和に“乗艦”してきたり。もちろん映画のロケ用のセットだが。映画『男たちの大和』は去年きっちり観ていたので、セットとはいえスケールもでかくてとてもよかった。現場の日立造船所向島工場自体からして巨大で素敵だ。大和に関して言えば、呉の大和ミュージアムやアレイからすこじまもそうだが、やはり日本男児としてきっちり観て感じて心に深く感じるものがある。“大切な人を守る”、その気持ちに理屈などない。行くたびに身の引き締まる思いがする。

そんなふうに合間のオフも過ごしながらツアーは続き、春はこれから風薫る季節に移ってゆく。ここまでで春のツアー全20本のうちの13本が終了。今週はライブは休みで、オフの間にラジオ収録などもありつつ、またGW明けからのツアー再開に向けて英気を養うといったところ。休み明けは5月6日の長野J、7日の高崎FREEZからライブがスタート。ツアー後半戦もガッツリ最新のビーツの音と生の姿をぶつけるよ。またガンガン行こうぜ。めいっぱい歌って鳴らして最高の気分を何度でも分かち合おう。鳴り止むことのないロックンロールを! またどこかの街で会いましょう。HERE WE GO! GO AHEAD! FULL SPEED AHEAD!


     

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