#116　2004年12月14日（火）　「BEATS IS OUR LIFE」 ツアーファイナル目前！

というわけで、来春のニューアルバムのうえに更なるサプライズ、ってのはヒストリーDVDの同時リリース決定というニュースの事だったんだ。中には「昔のビデオなんて全部持ってるよ〜」という人もいるかもしれないが（･･それはそれでもちろんありがとう）、とはいえ実際、旧ビクター時代のビデオ作品はどれもがとっくに絶版になっているので、観たことない、持ってないという方ももちろんたくさんいるわけで、以前から再発売の要望が多く、特に今年の春『REBEL SONGS』のリリースの頃にはメールや手紙で「結成20周年記念のこの時期だからこそ映像の方でもヒストリー版的なものを出してほしい」とか「ビデオをDVD化して発売してほしい」といった切実な声もかなりたくさん届いていた。こちらとしてもそういった声にはできるだけ応えたくて以前から交渉はしていたのだが、今回ありがたい事にOKをもらう事ができた。音楽業界全体が冷え切っているこのご時世に、ほんとありがたい話だと感謝している。初期のビデオ作品ともなると何せかれこれ16,7年という歳月が経っているので、今となっては自分達的には“おいおい”とツッコミを入れたくなるような場面も多々あったりするのだが(笑)、まあそれはそれ、少しでも喜んでくれる人がいてくれればこちらとしてはそれだけで充分嬉しい。『BEATS IS OUR LIFE』のDVDと合わせれば、ビーツの映像集としてはほぼ完全にオールタイムをフォローできる事になる。せっかく出すからにはめいっぱい良いものにしたいのでこちらも楽しみにしていて欲しい。

来春のメインはなんといってもまずはもちろんニューアルバムだが、なんにせよ楽しみは多い方が良い。年頭から「楽しみ多き年にしよう」と言い続けてきたアニバーサリーイヤーのラストに、この先に繋がるニューアルバムやヒストリーDVDといった、ビーツのNEXTへの新たな楽しみを提示する事ができた事が嬉しい。ファンの皆さんがビーツの2005年に楽しみを持てる形で2004年を締めくくれる事がとても嬉しい。さあ、今週の土曜日渋谷O-WESTでのライブで、ビーツの20thアニバーサリーイヤーもいよいよツアーファイナルを迎える。そのあとは年末までびっしりとニューアルバムのレコーディング作業が控えている。とにかく今年最後のワンマンライブ。節目の年の、今年一年の締めくくりとして、そしてNEXTに向かうスタートラインとして心に残る強烈なワンナイトにしたい。共にめいっぱい楽しみ、大いに燃え上がろう。