OKI'S DIARY 2001
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#422001年6月04日(月)

前回のダイアリ−でほんの軽いつかみのつもりでちらりと扁桃炎の事をネタにしたらえらくいろんな人達に無用な心配をかけてしまったので、 ちょっと反省などしてさっさと更新しちまう事にした。 2日の渋谷でのライブを観た人はすでにおわかりのとおり俺はとっくに元気すぎるほど、それも超のつくほどの元気者なのだった。人間牛などもはや遠き話。歌い、また歌いそして跳びはねる。 中盤「魂が求めるもの」あたりでは例のまた強烈な”ロッカ−ズ・ハイ”の感覚に包まれた。アンコ−ルの「STRIKE BACK!」あたりでもまた然り。頭から吹き出る汗とともにいろんな気持ち良くなる脳内物質が出てくるんだ。魂入れれば入れるほどそうなれる。幸せ者だ。元気者なうえに幸せ者。 表現者のはしくれとしては至福の瞬間である。
と、いうことでビ−ツ2001年春のツア−『NEO BEATS−ISM’01』は2日の渋谷ON AIR WESTにて大団円のうちにめでたく終了。 集まってくれたファンの人達に心から感謝したい。ありがとう。サンキュ−、感謝してます。それにしても我ながら思うに、実に今後の展開−夏のイベントライブ、『吟遊詩人のように』や『BEATSMANIA』の内容に期待が高まり、楽しみが持てるような終わり方ができたのではなかろうか、と感じている。なぜって、 すでに俺自身が今からワクワクしていて楽しみで仕方ないのだから。ツア−終盤戦に登場した「HUMAN DOLL」や「ストレ−ト クライ」、さらには「STRIKE BACK!」 なんかが俺を挑発してくるんだ。そして一方では久しぶりに演る弾き語りの楽しみもあるし、古いつきあいがあってお互いのリスペクトもあるミュ−ジシャン連中に声をかけてのイベントライブという面での楽しみもある。さらにいろんな歌をより自由に歌いたい、 という欲求が高まっているんだな。 考えてみればこの春のツア−タイトルに揚げた”NEO BEATS−ISM”という発想は、言葉にすればきっとそういう思いからだったのだろう。ソリッドな面、ストイックな面、アグレッシブな面、そしてグッときてみたりグサリと突きささってみたり、それでいてオ−プンマインドな面もあったり...、そういう様々な要素をひっくるめてビ−ツという名のもとで、ワンステ−ジの中で、より自由に歌いぶつけていきたい、という感じか。
今度の夏のイベントを企画した事も、そういう、 外に開いていきたいという感じとか、 より新鮮な場面を作ってみたい感覚とかがきっと俺の中に多分にあって、やはりそれはよりいろんな曲を自由に歌い倒したいというその欲求に基づいているのだと思われる。ぶっちゃけて言えばとにかくおもしろい事をやりたいという感じ。自分自身がおもしろがれて、なおかつお客さんをちょいと驚かせたりニヤリとさせてみたりするような事をしたいと。 例のSEIZI作曲のせつなかわいい新曲(6/2のライブでさらりとやったアレ)なんかもまたそういう気分のひとつの表われだろう。メインを張っていく類の曲とはまた違ってああいうのもあれはあれでまた楽しといったところなのだ。
なんだか今日はすごい長文になってしまうのだけれど、 まあ新しい夏に向けて自分自身の中にあれやこれや楽しみな思いが溢れてきているというわけだ。我が広島カ−プもなんとジャイアンツ相手に実に6年ぶりとなる敵地での3タテを食らわせた事でもあるし(祝・金本復活!感動の逆転3ラン)、対巨人5連勝でもあるしいきますよこれは。ひそかにじわりじわりとしぶとく粘っこく。肩痛の間、ビ−ツのライブビデオを観て「ガッツもらったっスよ!」と言っていたサムライ横山竜士も一軍に戻った事だしどうやら今月中には緒方も前田も、さらには町田、朝山、鶴田に沢崎も戻れそうだし。と、いう具合なので梅雨時でうっとおしい6月ではあるけれども、気分は来たるべきお楽しみの夏に向けて高まるばかりというところ。ビ−ツは曲作りやレコ−ディング用のプリプロに加えてまた様々な曲のリハ−サルも始めるだろうから6月はけっこうスタジオにこもる日が増えるだろう。何にせよ今年の夏はきっとおもしろくなる。皆さんも今年の夏よ、早く来い来いと楽しみにしておいて欲しいものだ。何事もおもしろがり上手、お楽しみ上手な感性を持っている方が人生、素敵な事をたくさんゲットできるもんなのさ。


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